不安全事例への対応
地中でのガス漏れ検知
- 修繕作業風景
- 修繕後
- お客さま宅にてガス漏れ検査を行っていた調査員が、敷地境界線付近でガスの漏えい反応を検知。引き継ぎを受けた修繕部隊が、家の前を通る道路を掘削すると、地中のガス管からガスが漏えいしているのが確認されました。緊急の修繕工事を経て、ガス漏れ状態は解消。速やかな現場対応が、事故の発生を未然に防いだ好事例です。
ファンヒーターの誤接続発見
-
【ファンヒーター背面箇所】
※写真は間違った接続方法で使用した際に焼損した事例 (赤マル部分) - ガス設備調査に先立って、調査員が「この他にガス機器はないですか?」とお客さまにお尋ねしたところ、ファンヒーターが複数台あるとのこと。ご了承を得てそれぞれの型式、ガス種、接続部を確認すると、うち1台に規格と適合しないソフトコードが接続されていました。お客さまに危険性をご説明した結果、安全性を考慮して使用中止を決められました。
ガス種不適応の解消
- ガス種適応時の燃焼状況
- ガス種不適応時の燃焼状況
- ネットショッピングが一般化した昨今、ガス機器は以前より手軽に入手できるものになりました。その反面、都市ガスを使用しているにもかかわらず、LPガス用の機器を購入されるケースも目立つように。なかには「ガスに種別があるとは知らなかった」というお客さまもおられます。同様の事例が見つかるたびに危険性を周知し、使用中止を要請するのが私たちの役割。こうした経験を重ね、調査員は定期保安巡回業務の重要性を認識していきます。
特定FE式瞬間湯沸器の発見
- 調査員の一声によりお客さま自身が所有していることを忘れていたり、把握していなかったガス機器を発見することもあります。
新たに発見した機器が法定行政指導対象機器(特定FE式瞬間湯沸器)の対象であったことが判明したこともあり、その時は調査員により定められた調査手順に則り、安全確認をおこなっております。お客さま宅にある普段ご使用されない機器も安全な状態かご確認をさせていただいております。
大阪府北部地震発生時の復旧対応
弊社は地震やゲリラ豪雨等の災害時も現場第一線で復旧業務に従事します
2018年(平成30年)6月18日に発生した大阪府北部地震は、最大震度6弱を観測。サービス提供エリアである高槻市、茨木市、吹田市などでガスの供給が停止され、約11万戸に影響がおよびました。これを受け、大阪ガス・カスタマーリレーションズは、全国から応援に駆けつけたガス事業者などと共に「開栓隊」を結成。多くの従業員が通常業務のかたわらで開栓作業に尽力し、結果として7日間で復旧することができました。無事にガスの供給が再開された各家庭では、コンロに灯った火に拍手が起こったほか、「パパとお風呂に入れる! ありがとう!」と言って喜ぶお子さまの姿もあったとのこと。私たちに課せられた使命の大きさを再確認する、重要な経験になりました。
お客さまの声
とても丁寧に説明してくれたので良かったです。前に地震があった時に困ったという話を私がしたのですが、係の人が自分の経験を話しながら説明してくれた時に、丁寧な対応と感じました。
担当の方が丁寧に対応してくれたので、とても印象が良かったです。こちらからのガスの使い方や災害時の対応などの質問にも、一つ一つきちんと答えてくれました。ありがとう。
近年の大阪北部地震の際に、ガスのマイコンメーターを復帰させたりしました。災害時に慌てず行動できるよう、前もって分かっていたので良かったと思います。今回も説明して下さりとても良かったです。